出前講座

出前講座 岐阜市華陽小学校6年生 「自分たちにできること~不便さを知ろう~」

更新日時:2025.02.20
カテゴリー出前講座

令和7年1月15日、華陽小学校6年生2クラスの生徒の皆さんに当センターの出前講座を受講していただきました。
生徒の皆さんは、この出前講座の受講の前に「車いす体験」をされていたので、車椅子の不便さなどは、理解されているようです。

先ず、先天性の障がいがある講師の実体験の話を聞いてもらい、不便がいっぱいあることをクイズ形式で考えてもらいました。
写真を見てもらい実際に車いすで行動することを想像してもらうと、「これ邪魔だなぁ」、「あそこに届かないよ」と、発見してもらいました。車いすは「歩かずに移動できる乗り物」ですが、狭い所は通りにくいし、扉は開けにくいし、物を落とすと拾いにくいという不便さを理解してもらい、自分たちがそういう方を見かけた時の対応も考えてもらえました。

また、〇〇が不自由な方にとって便利なもの、自助具(自分を助ける道具)の紹介もしました。
生徒の皆さんはどう使うのか、興味津々!!
実際に触って体験してもらいました。「靴下が、かがまなくても履けた!」
「割りばしにはこんな使い方があるんですね!」と、驚いた顔が印象的でした。

受講してもらった皆さんの感想は
「話を聞いて驚いたことは、バリアフリートイレはどんな人でも便利に使えるトイレだと思っていたけど、不便なこともたくさんあるということ。」
「生活をする中で、どのような人がどんなことをするときに不便か、周りを見て考えられるようにしたい。」
「全部助けるのではなく、声をかけて助けてほしいと頼まれたら助けてあげられるようにしたい。」

出前講座が障がいの方たちの生活を知る一助となり、こういった若い世代に伝えていきたいと感じました。

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