あんさんぶる
あんさんぶる♪ 芸術祭でのステージ発表
令和元年12月7日(土)13時~13時30分までハートフルスクエアーG2階で、第26回岐阜市「オンリーワンわたしたちの芸術祭」ステージ発表をしました。
ステージ袖に集合しているメンバーさんたちに「頑張ってね!笑顔だよ♪」と声をかけると「大丈夫だよ」「すごくワクワクしてる」「本番が楽しみだよ」と職員に手を振ってくれました。
今年は、下記の7曲を披露しました。
1.だんご三兄弟
2.糸 (トーンチャイムあり)
3.北風小僧の寒太郎
4. Tさんのピアノ演奏「エリーゼのために」
5.365日の紙飛行機(トーンチャイムあり)
6.栄光の架橋
7.パプリカ (打楽器演奏、ダンスあり)
発表冒頭に、観客の方の爆笑を狙って「だんご三兄弟」のキャラクターをまねたダンスで入場しました。会場からは「クスクス」っと、おしとやかな笑いが聞こえました。
「糸」では、メロディーとオブリガード(メロディの引き立て役として演奏される旋律。サブ・メロディ。)が調和して、しっとりした歌声を披露されていました。
「北風小僧の寒太郎」は、楽曲の合間にでてくる「かんたろ~」の掛け声をTさんが担当してくださり、会場に響き渡る素敵な掛け声でした。
Tさんのピアノ演奏「エリーゼのために」は、メロディーをTさん、伴奏を先生が演奏しました。「あんさんぶる♪」で初めての連弾です。Tさんのタイミングで演奏がスタートしました。練習とは違い、Tさんの「先生と合わせる」ということを意識したピアノの音色はとても素敵でした。
「365日の紙飛行機」は、3年前に芸術祭ステージで披露した時は合唱のみでしたが、今年はサビの部分をトーンチャイム演奏しました。トーンチャイム演奏をする箇所のみ従来のテンポからゆるやかなテンポに変わります。出だしが少し早かったのですが、自分たちでテンポを調整しているのが聴いていて分かりました。何度も何度も何度も練習した成果が出ていました。
「365日の紙飛行機」の最後は、自分たちで折った紙飛行機を飛ばしました。ス~ッと飛ぶ紙飛行機やポテっと落下した紙飛行機、どれも個性豊かで色や形の違う紙飛行機が会場を舞っていました。
「栄光の架橋」は、男性デュオの曲でサビの部分はキーが高くなります。「あんさんぶる♪」は女性のメンバーさんが多いため、冒頭音を下げすぎると歌いにくくなってしまうので、練習はかなり苦戦しましたが、先生のピアノでの伴奏に合わせてメンバーさんたちは歌い出しから素敵な歌声を響かせていました。心に響く歌詞と「聴かせる歌声」だったので観客の中には涙するご婦人がいらっしゃいました。
「パプリカ」は、ダンス隊と合唱隊(楽器演奏を兼ねる)に分かれてスタンバイをして、冒頭はウッドブロックとクラベスでリズムを奏でながら合唱しました。
ダンス隊のMさんとYさんがかわいらしいダンスを披露しました。合唱隊のTさんとMさんは、歌いながらサビの部分はダンスを披露しました。最後の演目にふさわしい華やかな演出でした。
すべての演目が終わり、メンバーさんが「拍手」をしてお互いをたたえ合っていました。楽屋ではステージでの笑顔のままリラックスムードでした。この笑顔こそが「あんさんぶる♪」の元気の源です。
担当職員の感想
今年の「あんさんぶる♪」のステージ発表は、メンバーさんの笑顔がはじけていてとても素敵でした。緊張から譜面に釘付けになることも、恥ずかしくてマイクから離れてしまうことも、自分のやるべきこと(トーンチャイムを準備する)・パートを忘れることも一切ありませんでした。毎年職員がステージ上でサポートしていましたが、今年は「自分のことは自分でやる」「隣の人ができていないようであれば声掛けをする」等、ただ合唱・演奏を披露するだけではなく「仲間」を意識して活動してきました。
「自分が楽しまないと見てる人も楽しくないよね」「間違えたって平気、平気!もう一回やり直せばいいんだよ」等、お互いに励まし合ったり助け合ったりしながら取り組んできた成果を、「オンリーワンわたしたちの芸術祭」で発表することができて大変うれしく思います。
ハートフルスクエアーGへ聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました。
次回の活動について
次回の活動は、令和2年1月8日(水) 13時30分~15時まで、岐阜市民福祉活動センター2階の中会議室で今回の芸術祭の振り返りをします。
※文中の写真掲載については、ご本人の同意を得ています。