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簡易版フェイスシールドの作り方

更新日時:2020.05.25
カテゴリーお知らせ

マスクや消毒液が日常的に購入できるようになり、岐阜県では5月14日(木)に、緊急事態宣言が解除されましたが、感染症の第二波、第三波と襲ってくることを想定しなければなりません。

新しい生活様式の徹底として、「マスク着用」の実践が求められています。しかし、一方で周囲の人のマスク着用により、聴覚障害のある方にとっては、口元の動きがわかりづらく、相手の表情が見えにくいなど、他の障がいのある方にとってもコミュニケーションの取りにくい事態となっています。そこで、当センターでは安価で簡単に制作できるフェースシールドを作ってみたので、「簡易版フェイスシールド」の作り方をご紹介します。

※制作前には、手をきれいに洗い、清潔な状態で作業をしてください。

 

簡易版フェイスシールドの作り方

 

フェイスシールド

 

簡易版フェイスシールドの作り方PDF

 

<用意するもの>

・カードケース(A3)

・すきまテープ 40㎝程(厚さ2㎝・幅3㎝)

・面ファスナー 30㎝ (裏面に粘着剤付)

・マスキングテープ   ・ホチキス    ・はさみ

<作り方>

①面ファスナー 30㎝を、15㎝×2本にし、「フック」(チクチクする硬い方)と「フック」、「ループ」(ふわふわした柔らかい方)と「ループ」を貼り合わせる。

②カードケースのつなぎ目を切り(A3のカードケースを2枚に分け、1枚を使用する)、4隅の角を丸く切る。

③①で繋げた面ファスナー「フック」を、カードケース短辺側の角から1.5㎝×1.5㎝の場所に置き、ホチキスの針先が面ファスナー側になるようにとめる。  ※面ファスナーを置く際、両面テープを使うとずれることを防げます。

④面ファスナー側もカードケース側も、③で留めたホチキスの部分にマスキングテープを貼る。

⑤カードケースのもう一方の短辺側も面ファスナー「ループ」で同じように作り、カードケースの幅に合わせて、すきまテープを切る。

⑥③でとめた面ファスナーの上に、すきまテープを重なるように貼る。

以上で完成です。

 

フェイスシールド装着(マスクなし)

 

フェイスシールド装着(マスクあり)

 

 

制作で工夫した点

・A3のカードケースを使用したため、胸の上あたりまでガードできます。

・すきまテープの厚さが2㎝のものを使用したので、装着した時にクッション性があり、不快感も息苦しさもありません。

・面ファスナーの「フック」と「ループ」を貼り合わせたことで、面ファスナーの裏表を気にせず装着できます。

・マスクをすると鼻の上あたりが曇りますが、内側にメガネの曇りどめを塗ると軽減します。

 

まだ気を緩めず、新型コロナウイルスと戦っていかなければなりません。

新型コロナウイルスの感染拡大は一旦沈静化しても再流行するリスクを孕んでいます。ワクチンが開発されるまで、油断は禁物です。

”with corona”の考え方のもと、感染防止を土台にした”新しい生活”への見直しをお願いいたします。

○「人との距離確保」「マスク着用」「手洗い」習慣を

人との距離の確保

・職場や外出先でのイスや行列等では、人との間隔を取りましょう。(できるだけ2m。最低1m)

・在宅勤務や時差出勤を活用しましょう。

・できる限り予約を取って外出しましょう。

マスクの着用

・仕事や買い物などで外出するときは、必ずマスクを着用しましょう。

手洗いの励行

・帰宅したときや、不特定多数の触れる部分に触った後は、必ず手を洗いましょう。

▶自らの体調管理の徹底

・検温をはじめ、自らの体調確認を心掛け、体調不良の場合は、無理をして外出・出勤しないようにしましょう。

○感染リスクが高まる3つの条件(密閉空間・密集場所・密接場面)が揃う場には、近づかないようにしましょう。

※岐阜市ホームページより引用

手洗いうがい イラスト

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