お知らせ

令和３年１１月１３日（土）１４時～　訪問看護事業所職員の方対象講習会「自助具を作ってみませんか」を３名の参加者で開催しました。

 

センターで所持している自助具の種類や必要性を資料を参照しながら説明し、手に障がいのあるセンター職員の仕事上での困り事や、「ファスナーを自分であげたい」との思いが、自助具で解決された実体験と実物を見ていただきながら「体験談」を聞くことで、さらに理解を深めていただきました。

 

「片手用液体洗剤受け」と「固定台」を制作しながら、センター職員より片手が不自由だとペットボトルをわきに挟んでキャップを開けていたが、冷たい飲み物だと服が濡れて不快な思いをしていたが、「固定台」を使うことで、「不快」から解放されたことを伝え、参加者の方は実際に試したことにより「わきに挟んでキャップを取るのもなかなか大変だから、『固定台』は便利ですね」と、実感していただけました。

 

 

参加者の感想

・楽しく作ることができて良かったです。
・自助具について多少の知識があるつもりでしたが、今回は本当「アイデア自助具」という感じでとても勉強になりました。ファスナーを閉める自助具は特に福祉用具にのっているものではなく、“自分のアイデア、ちょっとした工夫で自助具になる”ということが知れたので、今後の支援でも目を配り、少しでも利用者様の生活が楽にできたらと思いました。
・利用者の方でマヒがある方がみえるので、ぜひ活用してみたいと思いました。１００均の材料で簡単に自助具をつくれることを知れてとても勉強になりました。

 

コロナ禍での企画の開催は、大人数で開催することが出来ませんが、当事者や支援者の方に「自助具」を制作・試用していただき、知っていただく機会を来年度も設けたいと思います。

 

※文中の写真掲載については、ご本人の同意を得ています。