お知らせ
「交通安全教室」を開催しました。
令和4年10月23日(日)午後1時30分から岐阜市民福祉活動センター2階の大会議室において、当センター主催の生活講座「交通安全教室」を開催しました。
講師には、岐阜県岐阜中警察署交通第一課の2名の方に来ていただき、歩行体験の出前講座を行っていただきました。
当日は、障がいのある方9名と付き添いの方5名の併せて14名が参加されました。
歩行体験の前に、講師の北⻆様から、横断歩道における事故について、高齢者が多いことや夕方の時間帯が多いことなどについてお話を聞きました。高齢になると視力が落ちたり、聴力が落ちるなどの身体的な変化もあって、それが交通事故の原因にもなることなどを教えてもらいました。道路を横断する時には、斜め横断をしない、信号を守る、左右を確認する、右側通行を守ること等についてもお話されました。また、車から歩行者が確認できる反射材を身につけることで、事故防止になることについてもお話されました。
令和4年10月1日から岐阜県自転車条例が施行され、「損害賠償責任保険加入の義務化」と「ヘルメット着用の努力義務」についてもお話されました。
そのあとに、参加者お一人ずつが歩行シミュレータの体験歩行をおこないました。
歩行シミュレーションは、画面に町の様子が写され、左右の車両を確認してその場で足踏みすることで、画面の道路を横断して反対側に渡りきる体験ができるというものです。
町の様子も、晴天、雨天、雪の日などの天候を変えたり、昼間や夕暮れ時、夜などの時間帯を変えたりして、体験することができ、一人ずつ体験した後に、どこに気を付けたらいいのかについて講師から説明がありました。
体験歩行を一人ずつ2回体験していただきましたが、渡り始めると正面ばかりを見てしまい、左右の確認ができていないため車と衝突する人もいました。青信号でも右折・左折の車が突っ込んでくることもあるため、横断歩道を渡っていても、左右の確認をするように説明があり「そんなこともあるのか」との声が聞こえました。
参加された方から、「おもしろかった。」「安全確認をしているつもりでもしていない事がわかりました。明日から通勤も今日の教室をいかして安全確認をくどいほどやりたいと思います。確認したら止まると心がけます。」などの感想をいただきました。