お知らせ

2月17日（金）且格小学校のぞみ学級にて出前講座「防災グッズを作ってみよう」を行いました。
この日は授業参観で、子ども４名、保護者４名の方の参加がありました。

お父さん、お母さん方に向けて、防災グッズを作ることで災害への意識を持っていただきたいことや、防災クイズなどで考える機会を作る大切さなどをお話させていただき、さっそく防災グッズの制作に取りかかりました。

最初に「ハンカチマスク」を作りました。ハンカチを折りたたんでゴムを通すことでマスクが出来上がりますが、折ったハンカチの端を持って裏返すのはむずかしいようでした。しかしそこは親子の協力で作り上げることができました。

「新聞紙でスリッパ」は2枚がさねで作ったため、丈夫に出来上がりました。折り込む作業に力が必要だったり、紙がずれないようにすることも大変でしたが、親子の協力でクリアしました。さっそくスリッパを履いてみる子もいれば、ちょっと尻込みする子も…そんな時はお母さんが履いてみせてあげると、安心して履いてみることができました。お父さんがスリッパを履いて「大人にもいいな」と言うと子どもから「かっこいい」の声もあがりました。

「ゴミ袋でポンチョ」はハサミで袋を切ることに時間がかかりましたが、どの子も真剣な表情でした。お父さん、お母さんと協力しながら自分で最後まで作業をやり切って完成することができました。
ハサミでビニールを切ることは集中力が必要で、切り終わった時には笑顔でガッツポーズをして喜ぶ子もいました。

すべてできたところで、マスク、スリッパ、ポンチョを着てみました。「ファッションショーだね、できたものを見せてね」と声をかけると嬉しそうにポーズをとってくれました。最後にみんなで並んで記念撮影をしました。

授業参観でお父さん、お母さんと一緒に防災グッズを作る出前講座をさせてもらうことで、家庭でも防災についての話題をもち、身近なことから取り組んでいただけるきっかけになればうれしく思います。

※文中の写真については、児童さんのお顔と名札を隠して掲載することで、学校の同意を得ています。

出前講座「防災グッズを作ってみよう」は、岐阜市の小・中学校の特別支援学級の児童・生徒さんを対象に行っています。ご希望の学校は当センターに直接ご連絡ください。☎058-254-9204です。