お知らせ
市民を対象とした自助具講習会「自助具を作ってみませんか」を開催しました。
令和5年10月19日(木)に、岐阜市民福祉活動センター2階大会議室で市民を対象とした自助具講習会「自助具を作ってみませんか」を開催し8名の方が参加されました。
所長の挨拶後、ミニ講座「自助具について」では、当センター職員が自作した自助具「万能カフ」「薬取り出し器」「片手用液体洗剤受け」「片手で輪ゴムかけグッズ」等や市販されている自助具を職員が1点づつ説明し実演しました。参加者の方は、熱心に聞かれていました。
その後、固定台の作り方の説明をしたのち、実際に製作していただきました。固定台は、片手でペットボトル等の蓋を開けるのを助ける道具です。
参加者は、作り方の資料を見ながら、丁寧に取り組まれ、予定より早く完成しました。完成した固定台を使って、実際にペットボトルの蓋を開ける体験をしていただきました。
固定台の製作後に、展示した自助具に触れて使ってもらう体験をしていただきました。体験をした方から、「使いやすい」「こんなのあるといいね」「どんな材料で、どう作ってあるの」という意見や質問が聞かれました。また、「薬取り出し器を自分で作ってみたい」という意見もありました。
アンケートには、「身近な材料や手に入りやすい材料で作成出来るのはとても有難いと思います」「すべての器具がはじめて知ったのでとても参考になりました。また、こういう講習会を開いてください。ありがとうございました」「『自助具』という言葉の存在すら知らなかったので、お話を聞かせてもらい、実物をみたことで良い学習ができました。また、機会があれば今日のような講座があれば是非参加したいと思いました。どんなことが良いか思いつきませんが、また色々勉強していき、生活の中で活かすことができればいいかな?と思っています。ありがとうございました」などの感想をいただきました。
今回、一般市民の方を対象とした自助具講習会を開催したことで、ちよっとした道具を使うことで、その苦労が軽減、解消されることを分かってもらうことできました。
今後も、市民を対象とした自助具講習会を開催して、理解啓発に努めて行きたいと思いました。