お知らせ

令和5年11月から12月にかけて募集した障がいのある方のアイデアを展示する、「生活の工夫」展示会を令和6年1月26日（金）から2月8日（木）に、岐阜市役所1階エントランスモールにて開催いたしました。たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。

また、賞の決定のための投票にも多数の方にご協力いただき、ありがとうございました。ご覧いただいた方からは、「様々な障がいをいかに工夫して楽しく過ごすことができるのかアイデアがたくさんあって障害＝マイナスという考えを払拭してもらえました。」「多くの方が、日常生活の中でいろいろな工夫をされていることがわかりました。きっと他の方たちにとっても、当たり前の工夫があるのでは、と思いました。他の方の工夫も知ってみたいと思いました。」「困り事は人それぞれで、皆さん発想が素晴らしいです。」「自分の年齢や、家族に障がい等がある人の生活に役立つ情報が得られました。」等の感想（原文のまま）をお寄せいただきました。

皆様の投票で
「目からうろこで」賞（他の人には思いつきにくいアイデアだと思われるもの）
「みんなの参考になるで」賞（アイデアが多くの人の参考になるようなもの）
「ひとりでできるのは素敵で」賞（自立的な生活に役立つ工夫と思われるもの）
上記三つの賞が決定いたしましたので、発表させていただきます。

「目からうろこで賞」

NO5のうさぎちゃんさんの「椅子に座って待つことと靴を脱がない工夫」です。

Ｎｏ.５：うさぎちゃんさん「椅子に座って待つことと靴を脱がない工夫」

「みんなの参考になるで賞」

NO15のゆあきとさんの「足のむくみ取りの工夫」です。

Ｎｏ.１５：ゆあきとさん 「足のむくみ取りの工夫」

「ひとりでできるのは素敵で賞」

NO３のM.Oさんの「袖が濡れない工夫」です。

Ｎｏ.３：M.O さん「袖が濡れない工夫」

以上の皆様、おめでとうございます♪　

受賞者の皆様には賞状を、参加者の皆様全員に対して、岐阜特別支援学校のご協力により、中学部生徒さん製作の心のこもった製品を副賞として送付させていただきました。ご応募ありがとうございました。

「生活の工夫展」を終えて

この工夫展の企画に関して、多くのご好評をいただきましたが、応募してくださった皆様の日常の生活の中での前向きなお姿が、見てくださった方に伝わったからだと感じております。
障がいのある方にとって、何気ない生活の一部に「不便」を感じたりしますが、ちょっとした「工夫」でその不便が解消されます。
「工夫」したことによって、自分では「できない」と、あきらめてしまっていたことが、実は「できる！」ようになるかもしれません。
この「生活の工夫」に応募してくださった、ご本人さん、ご家族さん、支援者さんのアイデアを、皆様に知っていただくことで、参考にしていただいたり、障がいのある方の「不便さ」を少しでも感じとっていただければいいなと思っています。
よろしければ、当センターホームページの「自助具」に、掲載されているものも参考にしてみてください。既製品に関しましては、センターにて販売はいたしておりませんが、職員が手作りしたものに関しましては、作り方をお伝えすることはできますので、お問い合わせいただければと思います。