機関紙(たびだち)
令和3年度67号
生活の中のあなたの工夫大募集!
障がいのある方の「こうしてみたら、やりやすくなった。」「こうすれば、すごく楽!」といった生活の中での工夫やアイデアを募集します。(改善のために、家族やお知り合いの方と一緒に相談されたり、必要な道具を作るために、身近な人の協力を得て改善されたりした場合も含みます。)あなたの工夫で、他の障がいのある方々の生活を豊かにする提案をしてみませんか。
募集期間 令和3年10月1日(金)~11月15日(月) 必着
応募資格 岐阜市在住の障がいのある方とその家族並びに支援者
応募方法 応募用紙に必要事項を記入の上、岐阜市障害者生活支援センターに持参か、郵送、FAX、Eメールで提出。応募用紙はセンターホームページからダウンロードできます。(Eメール gifusien@vega.ocn.ne.jp、ホームページアドレスは以下の通り URL https://www.gishousi.jp/wp2)応募作品の展示 応募されたアイデアについては、1月に岐阜市役所新庁舎1階エントランスホールにて展示します。(予定)応募されたアイデアの中で、展示会来所者のアンケートにより反響の大きかったアイデアに対して賞を贈ります。詳しくはセンターのホームページでもご覧になれます。
皆様の多数のご応募を心よりお待ちしております。
第28回 岐阜市オンリーワンわたしたちの芸術祭
令和3年12月7日(火)~12日(日) 作品展示・バザー
会場:ハートフルスクエアーG 入場無料 9時~21時(12日は15時まで)
今年も障害者週間(12月3日~12月9日)に合わせて、「第28回 岐阜市オンリーワンわたしたちの芸術祭」が、12月7日~12月12日までハートフルスクエアーG2階にて、開催されます。
新型コロナウイルス感染防止対策のため、昨年度同様、コンサート・茶席・きもの体験などのイベントの開催は中止となりましたが、岐阜市の施設利用者及び在宅の方による、書・絵画・手工芸・陶芸・組紐・切り絵・絵手紙等の展示、施設バザーがあります。個性豊かなアートをご鑑賞ください。
障がい者理解啓発イベント 2021 同時開催 ※同時開催の「障がい者理解啓発イベント」に、当センターは展示で参加します。
こんにちは「あんさんぶる♪」です
毎年12月に開催される、「オンリーワンわたしたちの芸術祭」のイベントに出演することを目標に活動していますが、昨年と今年は芸術祭のイベントが中止になったり、活動場所の岐阜市民福祉活動センター会議室が休館になったりして、なかなか活動できていませんが、いつも元気な「あんさんぶる♪」のメンバーと、思いっきり大きな声で合唱できる日を心待ちにしています。“コロナに負けないぞぉ~”
毎月第1水曜日の15時30分から17時に活動しています。※休止または不定期に開催する場合があります。ご確認ください。 「あんさんぶる♪」は随時参加者を募集しています。
生活便利グッズ工作教室を開催しました
令和3年8月4日(水)、岐阜市民福祉活動センター2 階大会議室で、小・中学生を対象に5回目の「生活便利グッズ工作教室」を開催し、当日は、小学生13名、中学生2名、同伴の保護者の方5名が参加されました。昨年に引き続き、コロナ感染防止を徹底して実施しました。今年も制作の前に「障がいのある方の生活を考える」と題したミニ講話、作成する小中学生共通の「簡易筆談帳」、小学生作成の「ファスナーを留める補助具」、中学生作成の「片手用液体洗剤受け」の作り方の説明をしました。特に、今年度初めて作成する「ファスナーを留める補助具」は、片手が不自由な方が衣服のファスナーを留めるために使える道具で、片手が不自由なセンター職員が実演をしました。参加された皆さんがとても真剣なまなざしで見ている姿が印象的でした。その後の制作では、ボランティアさんに作成していただいたキットを利用して、どの子もスムーズに作業を進めることができました。
参加された小中学生の皆さんからは「ふだん簡単にやっている事があたりまえにできるありがたみが感じられた。ぼくはけんこうなのでてつだいたいです。」「いままでしょうがい者の方ときくとふしぎな人と思ってしまっていたけど、でも今回で別にふしぎな人ではなくぼくと同じ人間であり少しちがうだけでこわがったらだめということがわかった。」「障がいには種類があり、ヘルプマークを付けている人がいれば理解し、困っていたら助けようと思いました。」などの感想を、保護者からは「できないのではなく、できるようにどうすればよいか、子どもたちに考えさせることができたのではないかと思います。」「ふだん当たり前に出来ている事のありがたさが少しでも分かってもらえたので、助けが必要な人の役に立てる心が育ってくれればと思います。」「『こういうのがあると便利なんだよ』など、いろいろ話をしてくれました」という感想をいただきました。今後も皆さんに、障がいのある方の生活を考える機会を提供していきます。
~自助具の紹介~
自助具とは日常生活をより便利に、より容易にできるように工夫された道具の事です。普段の生活の中で困ってみえる事がありましたら、当センターにご相談ください。いい方法がないか、一緒に考えましょう!
簡易筆談帳 ~当センター展示品紹介~
耳が聞こえづらい人や声を出しづらい人にとって、文字を使って意思疎通するための道具です。100均で手に入るホワイトボードや厚紙、フエルト、ゴム紐、ホワイトボード用のマーカーなどを利用して、作成することが可能です。カバンの中に持ち運べるサイズに作っておくと、いろいろな場面で活用できて便利です。
「相談と支援」のひとコマ【支援グッズの活用】
障がいのあるお子さんがいる保護者にはいろいろな心配があります。その中でも多くの方は、『うちの子は何もできない。だから自分たちが先に亡くなったら、この子一人ではやっていけないのではないか』というお子さんの将来に関する心配事をお持ちで、今後の選択肢の一つとして、親亡き後は、「グループホームでの生活」を考えてみえます。その際に、『うちの子は集団の中でやっていけるのだろうか?』『掃除・洗濯・食事の準備・買い物等できるのだろうか?』『一人で何もかもやらなければいけないの?手助けはしてもらえるのだろうか?』という不安が出てきます。当センターでは、このような相談を受けたとき、まず、ご本人が生活力を身につけるために、日常的にご自宅でできる「支援グッズ」の活用等をお勧めしています。「支援グッズ」とは、意思や感情を受け取ることが苦手、見通しが立たない状況が怖いなどの特徴を持った方に、今何をするのかを確認したり、選択肢を用いることで、次にやることを確認することができるグッズです。『一人でできた!』『こうすれば自分でできるんだ』『これができると楽しいな♪』等、ご本人の自信につながり、さらに「自分のことは自分でやる」等、前向きに取り組むことができるよう、その方にあった提案をさせていただき、自立への第一歩を一緒に考えさせてもらっています。
生活講座「ボッチャ体験教室」を中止しました
8月23日に開催を予定していました、市内小中学校の特別支援学級に在籍の児童・生徒さんと保護者を対象とした「ボッチャ体験教室」の開催を中止しました。
多数の申込みをいただき、職員一同「ボッチャ体験教室」を楽しみに、開催に向けて準備を整えていた矢先の「緊急事態宣言」を受けての「開催中止」となり、とても残念な思いです。
現時点で未定ではありますが、また「ボッチャ」を体験できる機会を設けたいと思っています。
行事予定(令和3年11月~3月)
<コーラス講座「あんさんぶる♪」> 参加者募集中!!
開催日時 11月10日、12月1日、1月12日、2月2日、3月2日
以上すべて水曜日の15時30分から17時 ※令和2年度より開催時間が変更になりました。
開催場所 岐阜市民福祉活動センター2階会議室
訪問看護事業所の職員さんを対象にした「自助具の講習会」
開催日時 11月13日(土)の14時00分から15時30分
開催場所 岐阜市民福祉活動センター2階大会議室
行事の予定変更又は、新規講座については随時センターホームページにてお知らせいたします