機関紙(たびだち)
令和5年度73号
障がいのある方の「生活の工夫」を募集します!!
障がいのある方の生活の中での「こうしてみたら、やりやすくなった。」「こうすれば、すごく楽!」といった工夫やアイデアを募集します。(改善のために、家族やお知り合いの方と一緒に相談されたり、必要な道具を作るために、身近な人の協力を得て改善されたりした場合も含みます。)ちょっとした工夫でも他の方の役に立つかもしれません。ぜひご応募ください。
募集期間 令和5年11月1日(水)~12月15日(月)必着
応募資格 岐阜市在住の障がいのある方とその家族並びに支援者
応募方法 別紙応募用紙に必要事項を記入の上、岐阜市障害者生活支援センターに持参か、郵送、FAX、Eメールで提出。応募用紙はセンターホームページからもダウンロードできます。
Eメール gifusien@vega.ocn.ne.jp、
ホームページURL https://www.gishousi.jp/wp2/
応募作品の展示:応募されたアイデアについては、1月に岐阜市役所新庁舎1階エントランスモールにて展示します。(予定) 応募されたアイデアの中で、展示会来場者のアンケートにより賞を贈ります。
障がい者理解啓発イベント2023
障がい者理解啓発イベントが、12月3日(日)から8日(金)16時まで岐阜市役所1階エントランスモールで開催されます。
当センターは、「支援グッズを紹介するパネル展示」等を行います。この機会に「障がいの特性」等について知っていただければと思います。
「オンリーワンわたしたちの芸術祭」が開催されます。
令和5年12月5日(火)~10日(日) 作品展示・バザー・イベント
会場:ハートフルスクエアーG 入場無料 9時~21時(10日は15時まで)に開催されます。
今年のテーマは「見てほしい 知ってほしい 私たちを!」です。
4年ぶりに、茶席・着付け体験を行います。そして!イベントが復活します♪5日(火)には、オープニングとシャンソンコンサート、6日(水)参加型「カロムを楽しもう」「FC岐阜:キャラバン体操」、7日(木)参加型「郡上踊り」、8日(金)「岐阜県交響楽団ミニコンサート」と、盛りだくさんのイベント内容です。土日には、実行委員会に参加している団体のステージを企画しています。もちろん、岐阜市の施設利用者及び在宅の方の個性豊かな作品展示や施設バザーもあります。ぜひ観に来てください。
芸術祭にむけて!~あんさんぶる♪~
芸術祭が近づいています!12月10日(日)12時00分から30分間の芸術祭でのステージ発表に向けて新メンバーが加わり、さらにパワーアップしました。ステージ発表のテーマは「あんさんぶる♪で出逢えたキセキ」です。「ここで出逢って同じステージに立つことができることは奇跡だと思う」というメンバーの言葉から生まれたテーマです。合唱のソロパートを歌ったり、ピアノで伴奏をしたりと、今ここにいるメンバーでしか奏でることができない音楽を作り上げています。今回披露する「キセキ」の曲中で、メンバーそれぞれが自分の想いを一人ずつ皆さんに発信します。ぜひ、メンバーの熱い思いを聴きにお越しください!
障がいのある方を対象にした「VRで学ぶ防災」を開催します。
冠水、浸水が起きた時にどのような行動をとると良いのかを疑似体験映像による避難行動シミュレーションを通して学ぶ「VRで学ぶ防災」講座を開催します。
日 時 令和5年11月29日(水) 午後2時~3時30分
場 所 岐阜市民福祉活動センター2階 大会議室(岐阜市都通2丁目2番地)
定 員 岐阜市在住の義務教育を修了した障がいのある方24名(先着順)
申込方法 締め切りは11月15日(水)です。岐阜市障害者生活支援センターまで電話(058-254-9204)またはFAX(058-254-9205)で申し込みください。センターホームページ(https://www.gishousi.jp/wp2/)にて、チラシの裏面をプリントアウトして利用してください。または左記の申し込みフォームからでも申し込みができます。
今年も「生活便利グッズ工作教室」を開催しました。
8月5日(土)、岐阜市民福祉活動センター2階大会議室で、「生活便利グッズ工作教室」を小学生11名
同伴の保護者7名が参加され開催しました。
「障がいのある方の生活を考える」と題したミニ講話の後、全員で「簡易筆談帳」を製作、次に「服がたためるボード」、「片手で液体洗剤受け」、「透明コミュニケーションボード」の三つの中からひとつを選んで製作しました。ミニ講座の間、皆さん真剣な表情で聴いてみえました。また、子供さん全員がヘルプマークを知っていると答えられたのは、うれしいことでした。小学生からの感想は、「せんたくたたみがめんどくさいからボードがあったら自分でもできるかもしれない」「コミュニケーションボードで相手がどこをみているのかがむずかしかったです」「障がいのことをよく知ることができたし、自助具を作るのも簡単でたのしかったです」
また、保護者さんからの感想は「子供が障がいのことについて考えてくれるいいきっかけになったと思います」「今まで障がいは特別なことと認識していましたが、お話の中で清流思いやり駐車場は妊婦さんや、ケガをした人も使えると聞いて、とても身近なことだと思いました」工作教室が、障がいのある方の生活を考えるきっかけを提供できれば、と思います。
出前講座「『障がい』があるという事を考える」
当センターでは、障がいの理解啓発として「『障がい』があるという事を考える~障がい種別と特性、困り事~」と題して、センター職員自身の下肢障がいの困りごと、車いす生活での不便について、幼少期の話、障がいがあってもできる事、やりたい事等をお伝えさせていただいています。今までに、岐阜市人権啓発センター主催の「人権学習講座」や、岐阜市教育文化振興事業団の職員研修会や岐阜市内の小・中学校にて出前講座を行ってきました。講座をするにあたって、言われて嫌だった言葉を思い出したり、改めて声に出すと苦しくなったりますが、「心の声」をお伝えできる場を設けていただけることを嬉しく思いますし、この声が届き「障がい」が少しでも理解していただければ良いなと思っています。
「障がい」といっても様々です。身体障がい、視覚障がい、聴覚障がい、知的障がい、自閉症、精神障がい、高次脳機能障がい、難病があります。障がいのある方への対応や、サポートをどのようにするといいのか関わり方のポイントや、周りの人にできることを知りたいな♪という方は、当センターの出前講座をぜひ活用してください。連絡お待ちしています(^^♪
自転車シミュレーターを体験しました!
7月23日(日)に三田洞自動車学校より講師を招いて、交通安全を学ぶ講座を開催しました。当日は付添者2名を含め13名の参加がありました。自転車シミュレータは設置された自転車をこぐとモニターに運転環境が映し出され、運転時に起こりうる危険などを疑似体験することができるものです。「ここにどのような危険が潜んでいるのか」などを教えていただき確認をすることができました。最後に交通安全について活発な質疑応答が行われ、講師として参加された岐阜県警、岐阜県県民生活課の職員の方から「視界を塞がないことや頭を守るためのヘルメットの着用が大切である」事などの回答がありました。参加された方からは「ヘルメットの種類や選び方に興味がある」「ゲーム感覚でシミュレーション出来てうれしそうだった」などの感想をいただきました。
市民の方を対象とした「自助具講習会」を開催しました。
10月19日(木)、8名の方を対象に「自助具のミニ講座」と「固定台」の製作をしました。
「自助具」と言う言葉を初めて知ったという方や、安価で身近なものを活用して生活に便利な物が製作できる事を知っていただくいい機会となりました。参加された方より「すべての器具が初めて知ったのでとても参考になりました」「実物を見たことで、とても良い学習ができました」「生活の中で生かすことができればいいかなと思っています」との感想をいただきました。指先に力が入りにくいという事は誰にでも起こりうることですね。そんな時にこそ、自助具を生活の中に取り入れてほしいと思います。
~自助具の紹介~
ファスナーを留める補助具
片手が不自由な方にとって、ファスナーの上げ下げはとても難しいことです。クリップでファスナーの留め具辺りを鋏み、足をプラスチック板に乗せて紐を張り、ファスナーをかみ合わせてから、上に引き上げるとファスナーが閉まるという仕組みです。
掲載以外の行事(令和5年11月~令和6年2月)
≪コーラス講座あんさんぶる≫
開催日時 11月1日(水)、11月17日(金)、12月6日(水)、1月10日(水)、2月7日(水)
いずれも午後3時から4時30分
開催場所 岐阜市民福祉活動センター2階会議室
≪人権啓発パネル展≫
開催日時 11月20日(月)13時から23日(祝・木)15時まで 当センターはパネル展示で参加
開催場所 ぎふメディアコスモス ドキドキテラス