機関紙(たびだち)
令和6年度76号
防犯を学ぼう
諸外国に比べ治安の上では安心と言われる我が国ですが、近年振り込め詐欺等、犯罪そのものが巧妙でかつ大胆になってきています。
2023年、前年よりはるかに増加した犯罪の中に、詐欺が急増し犯行手段としてインターネットの中で繋がる新たな形態の犯罪グループが脅威になる等、目に見えにくいを犯罪が増える中で、犯罪に巻き込まれない、強い意志と、危険を感じる能力あるいは回避する能力を養い、自らを守っていかなければなりません。この講座を、そのための一助としていただきたいと思います。
内容
・ 振り込め詐欺などの対応
・ガラスを割って侵入してくる賊への対応など
・護身術 (抱きつかれた時振り払うといったものを習います)
講師は、岐阜中警察署の現職お巡りさんです。楽しく学んでいただきます!
開催詳細
開催日時:令和7年2月20日(木)午後2時~3時30分
開催場所:岐阜市民福祉活動センター2階 大会議室(岐阜市都通2丁目2番地)
対象者 :岐阜市在住の障がいのある方
定員 :15人(先着順)
申し込み方法
電話(058-254-9204)またはFAX(058-254-9205)、センターホームページ(https://www.gishousi.jp/)にて、チラシの裏面をプリントアウトして申し込むことができます。 ※令和7年1月中旬頃 チラシ等の配布を行います。
受付は、令和7年1月22日~2月12日までです。ご応募日時にお気を付けください(^^♪
第31回岐阜市「オンリーワンわたしたちの芸術祭」が開催されます。
「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環として、今年度の芸術祭は開催されます。
開催日時:令和6年11月21日(木)13時~12月4日(水)15時まで
開催場所:「展示」「イベント」「バザー」 ハートフルスクエアG 2階
「舞台発表 22日・23日」 みんなの森 ぎふメディアコスモス ホール
今年度の芸術祭は、例年より10日程早く、2週間の長期開催です。ハートフルスクエアGでは、岐阜市内の障がい福祉施設などを利用している皆さんの芸術作品の展示や、各施設の自主製品のバザーや、会場を盛り上げてくれるイベントの開催を予定しています。毎年来場者の方々の楽しみの一つであります小笠原家茶道古流 菱賀会様の抹茶コーナーと和の未来様のきもの着付け体験が今年度も開催されます。ぜひ会場にてお楽しみください。
あんさんぶる♪~芸術祭に向けて~
今年度の芸術祭では、メディアコスモスのホールにて舞台発表があります。当センターのあんさんぶる♪は11月22日(金)10時40分~発表します!! 今年度のテーマは「心のままに楽しくやろう♪」です。久しぶりの舞台発表にドキドキしていますが、奏でているメンバーと観てくださる方がウキウキ・わくわくする楽曲を練習しています。「ドレミパイプ」での演奏も披露します。ぜひ聴きに来てください。
出前講座「災害への備え」~就労移行支援事業所パッソ岐阜校、ル・リアン保護者会編~
令和6年7月30日、就労移行支援事業所パッソ岐阜校へ行ってきました!
自然災害を「他人事」だと思っていませんか?いざという時に備えて、日常備蓄を心掛け、防災意識を持つことの大切さを理解してもらうことが本日の課題でした。
訓練生14名、職員4名の方が受講され、講座のあと、身近なものでできる防災グッズを一緒に作ってみました!!
1.「新聞紙でスリッパ」→2枚の新聞紙を重ねて折り込むだけ!
2.「ゴミ袋でポンチョ」→45Lのゴミ袋でポンチョに早変わり!!
3.「ハンカチでマスク」→ハンカチを折って、ゴムを通すだけ!
4.「レジ袋で三角巾」→レジ袋の脇を切るだけで、応急処置ができる三角巾!
防災グッズを全部身に着けて見せてくれる訓練生の方もみえました。
訓練生同士、助け合って作っている素晴らしい姿をみかけました。
令和6年9月14日には社会福祉法人至誠会ル・リアンの保護者会の皆様に講座を行い、保護者様10名、職員2名の方に参加いただきました。障がい特性により、地域の避難所で過ごすことに不安を感じられることも多くあります。日常の備蓄や防災意識についてお伝えし、「自宅避難」の場合の在宅での過ごし方など非常時にどのようにするのかを考えるきっかけとなればと思い、お伝えしました。防災グッズは皆さんで「なるほど!簡単にできますね!」などと楽しく制作しました。いざというときにお役に立てると嬉しいです。
今年も「生活便利グッズ工作教室」を開催しました。
令和6年8月17日(土)、岐阜市民福祉活動センター2階大会議室で、小学生を対象に第8回目の「生活便利グッズ工作教室」を開催しました。
当日は、小学生6名、同伴の保護者の方5名が参加されました。今年も製作の前に「障がいのある方の生活を考える」と題したミニ講話も行い、障がいにも様々な障がいがあることや、街中に障がいに関する多くのマークがあることなどをお伝えしました。
その後、片手が使いづらい人が錠剤や袋入りの薬を取り出すのに便利な「お薬取り出し器」の製作を行いました。この製作にあたっては、開催に先立つ15日(木)に3名のボランティアさんに牛乳パックやペットボトル、割りばしなどの加工をしていただいたキットを用意しました。
ミニ講座や使い方の説明の間、皆さん真剣な表情で聴いてみえましたが、製作が始まると生き生きと取り組まれ、出来上がりが近づくにつれて笑顔が増え、個性の伝わる作品が出来上がりました。
参加した小学生の方からは、「とても楽しかったし、べんきょうになった」「自由に工夫できて良かった」などの感想を、保護者の方からは、「初めて知ることも多く、とてもためになりました」「実施に使用してみると、なるほど!となりました。発想がすごいと思い、とても勉強になりました」「アイデアの豊富さに感動しました」などの感想をいただきました。
参加された皆さんにとって障がいのある方の生活を考えるきっかけになったり、身近な方と多様性を考えるきっかけになったりすれば良いなと思います。
(開催時の詳細は当センターHPにてご覧いただけます。) https://www.gishousi.jp/news/7138.html
社会福祉士実習でお話して
今年からセンター職員として勤務している私には、先天性の難病による重度障がいがあり、電動車いすで生活しています。先日行われた社会福祉士実習で、私の普段の生活についてお話しさせていただく機会がありました。私は現在一人暮らしをしていて、ヘルパーさんや訪問看護師さんの力を借りて生活しています。障がいのある私のリアルな生活を実習生さんに知ってもらうことで、家の中での小さな工夫、障がいの有無に関係なく楽しみがあり、そのためにどのような準備が必要であるかということ、障がいはその人の一つの要素でしかないこと、ほかの人と同じところも違うところも工夫しながら同じ日常を送っていることを伝えられたのであれば嬉しいなと思っています。
市民の方を対象とした「自助具講習会」を開催して
10月24日(木)、15名の方を対象に「自助具のミニ講座」と「固定台」の製作をしました。
「自助具」は、安価で身近なものを活用して生活に便利な物が製作できる事を知っていただく良い機会となりました。製作した「固定台」はビンやペットボトルなど手や指先に力が入りにくい方が、物を固定するために使用するものです。製作工程は多いのですが、参加された方より「とても役に立つ自助具、良いものができ大満足です」「ビンが簡単に開けれたので、今後利用します」「工作をしたのは何十年ぶり?とても楽しかったです」「また企画してください!!」との感想をいただきました。使用感は「あっ!!すごっ♪」と思わず声が出る優れモノだということを、体感してもらうことが出来ました。
自助具の紹介
握って使うコンパス
指先がうまく使えず、つまむのが難しい人にとって使いやすいグッズです。従来のコンパスのように、支柱の先を指でつまんで鉛筆部分を回すのではなく、上を握りこんで使います。すり鉢でゴマをする時にすりこぎを回すように、支柱を寝かし気味に使うコツをつかむと、きれいに丸が描けます。
掲載以外の行事予定(令和5年11月~令和6年2月)
コーラス講座「あんさんぶる♪」
開催日時 11月6日(水)、11月20日(水)、12月11日(水)、1月8日(水)、2月5日(水)、3月5日(水)
*いずれも午後3時から4時30分
開催場所 岐阜市民福祉活動センター2階会議室
人権啓発パネル展
開催日時 11月19日(月)13時から22日(金)15時まで 当センターはパネル展示で参加
開催場所 ぎふメディアコスモス ドキドキテラス